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税金・維持費

車検の法定費用はいくら?重量税・自賠責・検査手数料の 3 つと、13 年・18 年で上がる額

車検(継続検査)で必ずかかる法定費用は、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料の 3 つです。国土交通省の税額表・手数料表と損害保険料率算出機構の基準料率から、車両重量ごとの額、13 年・18 年経過の重課、整備や代行の費用が別にかかることまで整理します。

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車検(継続検査)で必ずかかる法定費用は、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料の 3 つです。どこで車検を受けても額は同じで、重量税は車両重量と登録からの年数、自賠責は車の種類と保険期間、検査手数料は車の種類と申請の仕方で決まります。このほかに、点検・整備の費用や、販売店・整備工場に頼む代行の費用がかかりますが、これは店ごとに違う「法定外」の費用です。

法定費用は 3 つ

費用 納める先 額を決めるもの
自動車重量税 国(税) 車両重量(0.5 t ごと)、エコカーかどうか、登録から 13 年・18 年たったか
自賠責保険料 保険会社(強制保険) 車の種類(自家用乗用・軽など)と保険期間(24 か月・25 か月など)
検査手数料 国・自動車技術総合機構(軽自動車は軽自動車検査協会) 車の種類(普通・小型・軽)と、指定整備工場か持込か・申請の方法

自家用の乗用車の車検証の有効期間は、新車の最初が 3 年、その後は 2 年です(道路運送車両法 第 61 条)。そのため、車検ごとに納める重量税は 2 年分です。

自動車重量税(2 年分)

車検のたびに 2 年分を納めます。下の表は国土交通省の税額表から機械で取り直しているので、改正があれば自動で新しくなります。

車両重量エコカー(本則)エコカー以外13 年経過18 年経過
0.5 t 以下5,000 円8,200 円11,400 円12,600 円
0.5 t 超 1 t 以下10,000 円16,400 円22,800 円25,200 円
1 t 超 1.5 t 以下15,000 円24,600 円34,200 円37,800 円
1.5 t 超 2 t 以下20,000 円32,800 円45,600 円50,400 円
2 t 超 2.5 t 以下25,000 円41,000 円57,000 円63,000 円
2.5 t 超 3 t 以下30,000 円49,200 円68,400 円75,600 円
軽自動車5,000 円6,600 円8,200 円8,800 円

車検(継続検査)ごとに 2 年分を納める自家用乗用車の税額。

出典: 国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」(新車新規登録等時・継続検査等時)(取得日 2026-10-12)

  • エコカー: 新車登録のときにエコカー減税の対象だった車などは「エコカー(本則)」の列です。車ごとの区分は車検証や販売店で確かめられます。くわしくは 自動車重量税の記事 にあります。
  • 13 年・18 年で上がる: 最初の登録から 13 年を過ぎると「13 年経過」、18 年を過ぎると「18 年経過」の列の額になります。同じ重さでも、エコカー以外の列より高くなります。
  • 軽自動車は重さに関係なく 1 台ごとの額です(表の最後の行)。

自賠責保険料

自賠責保険は、すべての車が入らなければならない強制保険です(自動車損害賠償保障法 第 5 条)。車検を受けるときは自賠責の証明書を示す必要があり、保険期間が新しい車検証の有効期間の満了日までを全部カバーしていないと、車検を受けられません(同法 第 9 条第 5 項・第 7 項)。

料率車種24 か月25 か月36 か月37 か月
適用中(2023-04-01 以後に始まる契約)自家用乗用自動車17,650 円18,160 円23,690 円24,190 円
適用中(2023-04-01 以後に始まる契約)軽自動車(検査対象車)17,540 円18,040 円23,520 円24,010 円
次の料率(2026-11-01 以後に始まる契約)自家用乗用自動車18,560 円19,070 円24,690 円25,180 円
次の料率(2026-11-01 以後に始まる契約)軽自動車(検査対象車)18,660 円19,170 円24,830 円25,330 円

保険期間の始まる日で料率が決まる。離島以外の地域(沖縄県を除く)。

出典: 損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」(取得日 2026-10-12)

  • 料率は保険期間の始まる日で決まります。表に「次の料率」がある場合は、その日以後に始まる契約からその額です。
  • 24 か月か 25 か月かは、今の自賠責の満了日と、新しい車検証の満了日の関係で決まります。くわしくは 自賠責保険の記事 にあります。

検査手数料

検査手数料は、指定整備工場(民間車検場)に頼むか、運輸支局などに車を持ち込むかで額が違います。指定整備工場では、点検・整備したうえで自動車検査員が保安基準に適合することを証明し、「保安基準適合証」を交付します(道路運送車両法 第 94 条の 5)。保安基準適合証を出す継続検査は、持込検査より手数料が低く決められています。国土交通省は 2026 年 4 月 1 日に手数料を改定しました。改定後の継続検査の額は次のとおりです(2026 年 4 月 1 日現在・国土交通省「登録・検査手数料一覧表」)。

申請の仕方 普通自動車 小型自動車 軽自動車
持込検査(窓口申請) 2,600 円 2,500 円 2,500 円
保安基準適合証の提出(窓口申請) 2,100 円 2,100 円 2,100 円
保安基準適合証の提出(OSS 申請) 1,850 円 1,850 円 1,850 円

OSS 申請は、手続きをオンラインで行うワンストップサービスでの申請です。普通と小型の境目は 5 ナンバーと 3 ナンバーの違い を見てください。

法定費用の合計の出し方

  1. 車検証で車両重量と初度登録年月を見て、重量税の表の行と列を決める(エコカー減税の対象かどうかも確かめる)。
  2. 自賠責の表から、自家用乗用(軽なら軽自動車)の 24 か月か 25 か月の額を選ぶ。
  3. 検査手数料を、車検を受ける場所と申請の仕方で選ぶ。
  4. 3 つを足したものが法定費用です。

当サイトの車種ページの「維持費と 5 年総額」は、グレードごとの車両重量で重量税と自賠責を計算しています(ヤリス・ノア・N-BOX など)。

法定費用のほかにかかるもの

  • 点検・整備の費用: 車検のときの点検と、交換する部品の代金・工賃。車の状態と店で変わります。
  • 代行の費用: 販売店・整備工場に手続きを頼むときの手数料。額は店ごとに違うので、この記事では書きません。見積もりで「法定費用」と「それ以外」に分けて確かめてください。
  • 自動車税は車検とは別に毎年納める税ですが、滞納があると車検証が返されません。継続検査では、自動車税(軽は軽自動車税)の滞納がないことを書面の提示か、国から地方公共団体への納付の確認で示します(道路運送車両法 第 97 条の 2。自動車税の記事)。

この記事に出てくる車種

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